2017年出陣ねぶた


2017年出陣ねぶた 三国志
2017年出陣ねぶた 三国志

【三国志】       制作者 諏訪  慎

 

連続出陣39年の今年、ねぶた愛好会は三国志で出陣いたします。

 

中国、三国時代の豪勇、張飛(ちょうひ)は、桃園の誓い以来、関羽(かんう)とともに劉備(りゅうび)のもとでたたかう。馬超(ばちょう)は漢中の張魯(ちょうろ)のもとに身を寄せていた。その頃、蜀の劉璋(りゅうしょう)は劉備に攻められ、張魯に援軍を求めてきた。馬超が蜀の援軍として名乗りを上げ、戦場に駆けつけた。

馬超は「この馬超に恐れをなしたか」とののしった。その挑発に、張飛は我慢できず飛び出し、とうとう一騎打ちになった。

二人の戦いは、まさに雲を呼び風を起こす龍虎の戦いであった。両軍はかたずをのんで成り行きを見守ったが、二人の勝負はいっこうにつかず、日が沈んでも勝負はつかなかった。

張飛は「暗くては一騎打ちもできまい。この続きは明日まであずけた」と言うが、馬超はかがり火をたかせて、あくまでも勝負をいどむ。かがり火の中で二人は戦い続けた。とうとう劉備が中に入り、戦いは引き分けに終わった。

 

このねぶたは、三国志勇者たちの血闘の名場面である。

 

 


2016年出陣ねぶた


2016年出陣ねぶた 素戔嗚尊 八岐大蛇退治
2016年出陣ねぶた 素戔嗚尊 八岐大蛇退治

【素戔嗚尊 八岐大蛇退治】 制作者   諏訪  慎

 

連続出陣38年の今年のねぶた愛好会は、素戔嗚 尊八岐大蛇退治で出陣いたします。

 

高天原(たかまがはら)で暴れすぎて追放された、孤独な若い素戔嗚尊が、出雲の国の肥の河(ひのかわ)の上流に向かっていくと、一軒の家があり、おじいさんとおばあさんが美しい娘を中に置き、泣き悲しんでいました。

尊は「お前たちは何をそのように悲しんでいるのか」と尋ねると、おじいさんは「私には八人の娘がいましたが、八岐大蛇が毎年来て、生け贄(いけにえ)として一人づつ喰ってしまいました。最後に残ったのが、この奇稲田姫(くしなだひめ)です。今年もまた、来る時期になりました。この姫を差し出さなければなりません」と言いました。八岐大蛇について尋ねると「一つの胴体に八つの頭と尾をもち、目はホオズキのように真っ赤で、その長さは八つの谷と八つの尾根にまたがるほど巨大で腹はいつも血でただれている」と言います。

尊は娘を妻にもらうことを条件に八岐大蛇を退治する約束をしました。そして老夫婦に強い酒をつくり、八つの酒槽(さかぶね)にわけて置くよう命じ、大蛇の現れるのを待ちました。

 

やがて八岐大蛇が地響きを立てながらやって来て、その酒を一気に飲み干し、すっかり酔っ払って寝込んでしまいました。そこに素戔嗚尊が躍り出て、酔いつぶれた大蛇をずたずたに切り刻むと肥の河は、真っ赤に染まったという出雲の国の神話です。

 

 


2015年出陣ねぶた


ねぶた愛好会 2015ねぶた下絵
2015年出陣ねぶた 風神雷神

【 風神雷神 】      制作者 諏訪 慎

 

ねぶた愛好会は2015年で連続出陣37年です。

今年は風神雷神で出陣いたします。

 

風神雷神は人が怖れを抱くほど偉大な力を見せる天然現象で、最も代表的な強風と雷鳴を、それぞれ神格化したものです。

農業の守護神である風神、豊作をもたらす雷神は農耕に欠かせない神として、古くから信仰されてきた。

ねぶたは、大きな力を与えてくれる風神雷神と福を呼び込み、邪気を払う獣神(じゅうしん)、方位を司る四神獣(しじんじゅう)で、五穀豊穣、海難回避を祈願するものです。